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日本は祝日も…韓国株下落、緊急利下げか

一日で4%近くの下げ

本日、日本は祝日でお休みですが、お隣の韓国は平日のためマーケットが開いています。
明日以降の動きの参考になるため、動きを見ておきます。

韓国株式市場では、韓国総合株式指数(KOSPI)が4%近く下落しました。
要因はもちろん新型肺炎です。

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韓国総合株価指数は下落

ちなみに、中国の香港ハンセン指数も2%近く、タイのタイ総合指数も2.5%ほど下げました。

韓国では先週半ば以降で感染者が増加し、日本を追い抜いて第2位となっています。
このような状況を受けて、韓国の中央銀行では金融緩和政策として政策金利の利下げも検討しているとのことです。

韓国の状況を受けて、本日の日経平均先物やダウ先物も大きく下げていることを見ると、明日の日本株や米国株は大きく下げることが想定されます。

株安が見えている状況ですが、個人的な投資方針は長期投資のため、特に保有銘柄を大きく売ることはしない予定です。

一方で、下落局面が見えていることから、ベア系ファンドでリスクヘッジしようかと考えております。
プレマーケットで少額購入し、更に下げるようであれば買い増し、というところですね。

日本銀行はこの状況で動けるのか

株価も心配ですが、それよりも景気悪化する日本の方が心配になります。

日本政策金融公庫では、先週より肺炎によるダメージを受けた企業に対して、低い金利で融資を行っております。
www.nikkei.com

一方で、本丸である日本銀行
2013年から量的・質的緩和や2016年からマイナス金利導入などで物価上昇を試みていましたが、一向に物価上昇は起こらず、
ETFの買い入れも減少させている状況で、打ち手があるのでしょうか。
韓国のように政策金利を下げるという手段は日本にはありません。
マイナス金利を0.1%下げるという話も出ていますが…